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the world as code

何を勉強したらいいのかわからなくなってきた

このブログ始めて1年経ったけど、まー振り返ってみるとだいぶ話題の幅が広いっつーかまとまりがないっつーか、俺はいったい何エンジニアなんだって感じの内容になりつつある。絶賛迷走中、何を勉強してるのかよくわからない、感じに。

ここまでは完全に興味関心に頼ってそのときやりたいことを取りあえずやってみる、という感じの勉強をしてきてしまった。いや、正確に言えばそこまで何も考えていないわけでもない。自分はインフラ、それもWindows方面にかなり偏ったエンジニアなので、Linuxを触る機会を増やすだとか、アプリ寄りの技術も触れてみるだとか、そういうことは意識してきたつもりだ。とはいえ基礎から積み上げるような学習ではないし、そうやって身につけてきたことが実際の仕事で役立ったためしも、今のところない。実際のところ仕事で学べるところはOJTで学べばいいやと思っている節があったりして、趣味の勉強の目的が迷子になりつつあるように思う。

プログラミングとか学ぶことは趣味にもなり得るのだが、一応この業界にいる以上、勉強の目的は「金を生めること」であるのが健全だろうと思っている。言い方はよろしくないかもしれないけど、付加価値のない技術なんざ単なる雑学に過ぎないわけで。なのに実業務につながるような勉強ができていないあたり、自分のやっていることは自己満足に過ぎなかったのかもしれんなぁなどと最近考える。もちろんまったくの無駄と言うわけではないけれど、それを学んで今後どうしたいの?ということをあまり考えていなかったような。

今業務でやっていることに対してモチベーションが上がらないのであれば、自分がやりたいことをやるにはどうしたらいいのか考えるべきだし、今の業務の延長線上で食べていく気があるのであれば、もっと業務に結びつくことを学ぶべきだ。要するに、エンジニアとしての生き方を自分は考えきれていない。なんとなく不安だからとか、なんとなく面白そうだからとか、そういう理由でつまみ食いをしてきてしまったなと思う。たぶん、これでは生きていけない。

で、じゃあ何をやろうか?と。スキルマップみたいなものを描かなくてはならないのではないか。計画的に狡猾に、自分の人生がどこに向かっていて、そのために何が必要なのかを考えなくてはならんのではないか。

もっと社外のエンジニアに会ったりしないと、選択肢は狭まる一方だよなーと思う。実のところ、この3か月ぐらいはそこそこいろんな人に会う機会を設けてみたのだけど、ユーザーへのデリバリを考えずひたすら作りたいものがあるって人もいれば、何よりもお客様のためだみたいなことを話す人もいるし、1人保守のチームに投げ込まれて気付いたらアプリもインフラもやれるようになりましたみたいな人とか、まーホントいろいろいる。社内のキャリアパスにしたってあんまりルートは多くないように見えていたけど、知らないところでだいぶ自由なことをやれている人もいた。結局、やりたいことはやったもん勝ちだし、案外やりたいことをやれるようになるまでのハードルは高くないのだと思う。だから、まずは自分がやりたいことを、もちょっと見定めてみようと思う。