2024年に解約した or 解約を検討したサブスク
サブスクリプション契約は放っておくとどんどん増えてきてしまう気がして、不要なものをまとめて解約していこうと決めて取り組んだ1年だった。価値のあるものにお金を払いたいという気持ちの一方、固定費というものには限界がある。
逆に、新しく契約したものはない。
解約したもの
Amazon Prime (Student) / 年2,450円
今は年2,950円に値上げをしたようだが、契約を開始したときは2,450円だった。いずれでも通常のPrimeと比べると破格。
Prime Studentは学生向けということで、最大でも4年間しか契約できない。通信制大学が5年目に入ったため自動的に終了となった。通常のPrimeへ移行してもよかったのだが、Prime Videoを始めとしたAmazonのサービスをそこまで使っているわけでもなかったので、いっそ解約することにした。
ネット通販のメインはヨドバシ.comに移し、ヨドバシで手に入らない場合のみAmazonを併用したりしているが、今のところ困ってはいない。というかヨドバシの配達が速すぎてびっくりする。
O'Reilly Online Learning / 年$299
こちらも年$299というのはBlack Fridayで安くなっている場合の価格で、本来は$499となかなかの金額になる。以前はAssociation for Computing Machinery (ACM)に年$99払って会員になれば、O'Reillyも特典で付いているというハックがあって、その頃から利用しており、一時その特典が終了してしまってからもBlack Fridayを活用して利用を続けていた。現在は一部内容が変わりつつACMの特典が復活している。
単純に、今年1年あまり活用できていないため、一旦やめてみることにした。このサービスに関しては、よく「年会費に見合うだけの冊数を読める気がしない」という理由で躊躇する人を見かける。個人的には1冊読み通すことにあまり重きは置いていなくて、原著、邦訳含めてオライリーを始めとした数千冊の技術書を串刺しで検索してつまみ読みできる点が一番のメリットだと思っている。当然ながらググるより情報の質は良いし、図書館などに行くより効率的にザッピングして、複数の文献を比較できる。ただ、今年はそれすらあまりやらなかったので、Black Fridayの際に悩みはしたが契約はしなかった。今はACMを活用すればBlack Fridayより安く契約もできるので、本当に必要だと思ったら復帰もしやすい。
最近は日本語書籍も発売翌月には読めるようになるし、生成AIが本を探してきてくれる機能なども付いたので、解約はしたけど非常におすすめ。
IFTTT Pro+ / 年$149.99
複数のSaaSを連携した自動化タスク(Appletと呼ぶ)を簡単に作れる、IFTTTの有料プラン。Free、Pro、Pro+の3段階があり、中間のProだと一部機能が使えなかったり、全部で20 Appletsしか作れないといった制約があるのだが、いろいろ用途を絞ることでPro+からProへと移行した。
Pro+は如何せん高い。従来からの有料プランはLegacy Proという形で安価に残っていたのだが、これが 昨年Pro+に強制移行する形になってしまった。Proであれば$34.99で、それなりに値頃感がある。
週刊少年ジャンプ電子版 / 月980円
「釘崎野薔薇の生死が明言されるまで購読する」という縛りで契約していたが、その条件を満たしたため解約。
解約しようとしたができなかったもの
ATOK Passport / 月300円
ATOKの変換精度は好きなのだが、設定まわりがあまり好きになれなくて、買い切り型や無償のIMEで代替できるのではないかと、いろいろ試したもののATOKに戻ってきた。
ATOKは変換性能の高さも然ることながら、入力ミスの自動修復が強い。入力をミスしたと気付いても、ATOKが直してくれるだろうからとDeleteをまったく押さずに突っ切るスタイルになっている自分に気付いた。ATOK特化型である。これはこれでよろしくない気もするが。
Readwise / 月$7.99
Readwise Readerで効率的にインプットする - chroju.dev などでベタ褒めしてきたFeed Reader + Read Later系サービスなのだが、この円安の折に月$7.99はちょっと考えてしまう。
しかし、こちらも移行先が見つかっていない。一時期は無償で使えるOmnivoreを使っていたが、11月いっぱいで残念ながら サービス終了 してしまった。メルマガとウェブページの双方をサクサク読めるサービスを探しているのだが、メルマガにも対応しているものがほとんどない。
Tile Premium / 年3,600円
忘れ物防止タグのTileは、実際にTileをどこかへ置き忘れてきた際に通知してくれる「スマートアラーム」などの一部機能を使うのにサブスク加入が必要となる。スマートアラームなぞマストな機能なわけで、実質的にはサブスク加入前提の製品だと思っている。
Ankerが発売しているEufyであれば、サブスク契約なしですべての機能が使えるので、一時こちらへ移ったのだが、明らかにTileより精度が悪いためTileへ戻った。Eufyの場合、電車の中など人混みにいると「落としていませんか?」と誤検知することが多く、逆に実際近くから離してみても、Tileより通知までのラグが大きい。ユーザーレビューなどを探ってもそこまで悪評はないようなので、何か僕の環境や設定に起因しているのかもしれない。