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the world as code

ファッション無職になった

退職エントリーに対して「で、誰?」っていうレスが付くのがもはや定番化しているような気もするけど、ブログなんてだいたいはチラ裏なんだから「誰?」なんて退職エントリーに限らずなんだってそうやんけ、と思ったりはしてます。誰だかわかんない人の文章読むのがネットの醍醐味なんだから、あえて煽らなくてもいいじゃんねー?というネタにマジレス。

というわけで退職、自体は実際にはまだなのだが、すでに現職はフェードアウトしてファッション無職期間に入っていたりする。半月以上の休暇なんて大学以来だからちょっとワクワクしてるし、大学4年の春休みに「こんなに休めることはもうないんやで」とか言われたのは嘘だったんだなーとも思ってる。んで、インフラ系SEを辞めて、来月からSaaS事業者でインフラエンジニアをすることになる。転職にあたってそもそも何がきっかけになったのか、忘れないよう書き留めておく。

  • 自分は技術的な素養がまだ乏しいと感じているのに、会社側はマネジメントラインへ自分を進ませようとしており、方針の違いが大きくなってきていた。 => もっと技術畑でやっていきたい。
  • 下請け、外注、アプリとインフラでの分割受注等により、システム全体像が見えないことが多く、システム設計や運用設計の上で歯がゆいことが多かった。 => 自社開発を重視したい。
  • 怠惰に流れやすい。リスク回避の意味で「変わらない」ことが是とされることが多い。 => もっと革新的な方針の会社で働きたい。
  • 趣味的に追っている技術動向のスピードと、自分が業務で携わる技術変化のスピードの乖離が激しすぎる。 => 世の動向をきちんとキャッチアップできるエンジニアでありたい。
  • というか率直に言ってインフラエンジニアとしての武器を増やしたい。

こんなところか。一言で言えば「焦り」である。就職から4年経ってなお、自分がインフラエンジニアとして技術的に成長できてない、と思う焦り。それを社内でやりくりしてどうにかすることも多分できたと思うし、それを上司に掛け合わないわけではなかったのだが、異動のタイミングは半年に一度しかなかったし、それを4回近く却下されたりしてきたので、じゃあもう自分で動いてしまった方がいいかなと思うに至った。年齢的には27歳で、まだ自由が効くと言えるところでもあったし。

と、いうわけで、今後は今まで以上にインフラ寄りにお勉強を深めていきたい所存。先日のJAWS-UGへの参加なんかも是非とも続けていきたいところでござんす。

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