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the world as code

帝京大学通信課程での社会人大学生5年目を終えて

単位修得状況

評価 2年次 3年次 4年次 5年次 6年次
S 8 2 4 2 6
A 12 8 6 8 8
B 4 4 6 4 2
C 0 4 0 0 0
合計 24 18 16 14 16

120単位修得し、ついに卒業まで残りは4単位となった。4単位ぐらいどうにかならなかったのか、とは思う。実のところ今年度の成績開示をするまで、残る必要単位はあと8単位だと勘違いしていた。どこでどうこの勘違いが起きたのかわからないが。。期中に「あと4単位で卒業可」と気付いていたらもう少し頑張ったかもしれないし、そうでもないかもしれない。いずれにせよ今年度はあんまり余裕がなかったので難しかった気もする。蓋を開けたら昨年度より修得単位数が多かったし、成績も良かったのでびっくりしている。

残り4単位のために1年分の学費を払う、というのはもったいない感があるので、単位登録は多めに行い、学びたい科目は卒業要件抜きにして学んでみようかと思う。あとは昨年度より試験がすべてオンラインになった関係から、2年間ぐらいキャンパスに足を踏み入れていないので、どこかで遊びに行っておきたい。まぁ理工学部のキャンパスは厳密には宇都宮なのですが、板橋でもいいかな。宇都宮も機会があれば行っておこうかな。餃子を食べがてら。

受けて良かった科目

オペレーションズリサーチ

ざっくり意思決定を支援するための科学的技法、という定義でいいんだろうか。線形計画法、待ち行列理論、動的計画法とかそのあたりを学んだ。計算機科学と軍事が切っても切り離せないが、オペレーションズリサーチもまた同様の関心から生まれている。

オペレーションズリサーチという分野については、『サイトリライアビリティワークブック』1章で言及があり、その関わりから楽しみにしていた。

うまくいくとされていたベストプラクティスは、状況に大きく依存し、広く採用されているとはとても言えません。また、運用チームをうまく運営する方法についてはほとんど取り組まれていないという問題もあります。これらのトピックについての 詳細な分析は、一般に、第二次世界大戦中に連合軍におけるプロセスとアウトプットの改善に向けられた[オペレーションズ・リサーチ]( http://bit.ly/2HeARLw )に端を発すると考えられていますが、実際に私たちが考えていたのは何千 年にもわたって運用をうまく行う方法( http://bit.ly/2HcEH7R )についてでした。 (1章 SREとDevOpsの関係)

画像情報処理

よくある画像フィルタが、数学的にどのようなメカニズムで掛けられているのか知ることができる科目。このあたりは全然予備知識がない一方、ImageMagickなどで触れる機会は多かっただけに、その内実がよくわかる気がして面白かった。GNU Octaveを使って実際に処理も書くので実感が湧きやすい。

自動制御論

いわゆる制御工学の分野。主にフィードバック制御を中心として学ぶ。多くは機械などの物理的なものが対象になるものの、あるシステムのアウトプットをフィードバックし、インプットを変化させてアウトプットの安定化を狙う、みたいな考え方は応用が利くものなので、知っておいて損はない分野だな、と。